『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』とは
本書は 明日香出版社 から出版されている本で、税理士事務所と、会社を経営している「山本憲明」が書いたものです。
2013年に出版され、何度も重版を重ねている名著です。
平凡な社員だった著者が、「仕事が速い人」になるまでのメソッドにフォーカスして、記述されている本です。
全部で50の項目があり、「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」を対比させながら、「仕事が速い人」はどういう意識で日々を過ごしているのかを知ることができます。
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 [ 山本 憲明 ] 価格:1,540円 |
『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』を実際に読んでみて
本書は、「仕事が速い人」になるにはどうすれば良いかと悩む人に向けて非常に良い本だと感じました。社会人として働いている人のみならず、受験生など、現代の時間に追われながらたくさんの物事をこなしていく人にとって、バイブルとなることでしょう。
内容としては、他の自己啓発本の類にも書いてあるような内容が多く、知っている内容が多かったように感じます。また、50ものメソッドを取り扱っているので、それぞれの説明が薄く感じました。それでも最低限の情報は説明されているので、仕事効率化の総集編といっても良いでしょう。
- ToDoリストを作る人間は多い。しかし、それは時間も加味するべきだ。時間設定のないToDoを作ると、それらをだらだらとやってしまい、ToDoを全て完了できなくなる。時間設定も設けることで、期限効果による集中力の増加や、時間内に、ToDoを達成することができるようになる。
- 年に1回など、頻度がそこまで高くない仕事は、マニュアルを作ってしまう方が良い。毎回、手順を思い出して、try&errorをするより、一番初めに時間を投資した方がずっと良い。その際、手順を書いたマニュアルだけでなく、チェックリストも作ると良い。
私も、まだ試したことのないことがあったので、試してみて、自分にあっていると思ったら、どんどん取り入れていきたいと思います。
まとめ
こういった類の本では、その方法が本当に正しいのかという意見がありますが、実生活に照らし合わせてみると、腑に落ちるような方法ばかりです。実際に、Amazonのレビューでも、大方正しいとの声がありました。
さまざまな情報が飛び交う現在、成功者の意見を一度取り入れてみて、自分に合っていればこれからも続け、合っていなければ捨てるということが必要不可欠です。この本を通じて、色々な方法を知り、試してみる価値があるのではないでしょうか。
ぜひ読んでみてください。